いつから調子が悪かったのか、はっきりわかりませんが、気が付くとトイレの水洗レバーがみょうに重くなってました。
発覚したのは、レバーがちゃんと戻らずに水が出っぱなしになっていたことからです。
水が出っぱなしになっていた時間は比較的短かったので、膨大な水道代が請求されることはありませんでしたが、またこんなことになったら困るので、何とか自前で直してみることにしました。
水栓レバーの動きが悪くなる原因
調べるといろいろあるようですが、レバーやその取付け部の劣化によるものとレバーで動かすゴムの水栓の引っ掛かりとか劣化よるものなどいろいろな事例が見つかりましたが、大別すると、
- レバーそのものの劣化
- レバーにつながっている水栓部分の劣化または不具合
これらの2択のようでした。
まずはタンクをあけてみる
ともあれ、まずは見てみないとわかりません。
早速タンクをあけてみました。
ワタシの家のトイレはLIXIL(旧INAX)のシャワートイレC180タイプと呼ばれるもののようです。
便座のフタをあけると型番などが記載されたシールが貼ってました。
この機種はタンクフタには手洗いとかはついておらず、単なるフタなので躊躇なく開くことができます。
開くとプラスチックのカバーが出てきますので、固定されている3か所のツメを外して、カバーも取り外します。
ちょっと年季が入ってて見苦しいかもしれませんがご勘弁を。
一見したところ、特に「あ、ここかぁ」というような部分は見当たりません。
何度かレバーを操作してみましたが、確かにレバーの動きは重いですが、可動しないわけではないので何が原因で重くなっているのかわかりませんでした。
レバーそのものは確かに一見くたびれてるように見えましたが、素材がプラスチックなので、錆で固着、というのうなことはなさそうです。
そうなるとあとはレバーにつながる水栓部分そのものですが、手を入れて手探りで確認してみても、ゴムが劣化していたり、明らかに引っ掛かりがあるようには思えませんでした。
見切り修理してみました
とりあえず、レバーを交換
完全に見切りですが、やっぱりとりあえず、ということでレバーを交換してみました。
レバーは部品としてamazonで売られてました。レバー本体と、レバーを固定するピンのような部品の2つを購入しました。
交換そのものは簡単でした。
新しいレバーを差し込んで、逆の手順で取り付ければ完了です。
でも、レバーを交換しても、やっぱりレバーの操作時に感じる重さは変わりませんでした。
これはちょっと失敗。
タンク内の部品配置を見直す
タンクをあけてカバーを外して見たときにオーバーフロー管がちょっと斜めになってました。
ちょっと違和感を感じたのでこれを垂直になるように回してみました。
すると、なんと、レバーを操作した時の重さがアッサリと解消されました。。。。
どうやら、このオーバーフロー管の根本に水栓が接続されているようで、オーバーフロー管向きによって水栓がスムースに稼働しなくなることがあるようです。
これはちょっとわかりにくい故障、というか不具合ですね。
ま、とりあえずは直ったようですので、良かったです。ちょっと無駄な出費はありましたが。
あまり一般的ではないですが、一応小ネタとしてご紹介しました。
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