【備忘録】自宅用オフィスチェアのキャスターを交換した話
で2020年ごろにキャスターを交換したお話をまとめましたが、つい先日、劣化グリスが落下するようになってきたので、早々に2回目の交換を行いました。
2年とちょっと、でまた交換です。これを早いと見るか遅いととるのか。
オフィス環境であればそれほど問題にはならないのかもしれませんが、普通の住居でフローリング床だとやはりどうしても目立つのでサッサと交換することにしました。
しかし、先日、「まだ大丈夫そう」と書いたばっかりなのに、言った尻からこうなるなんて、誰か聞いてたのか?(パペポTV「塚本7kmの謎」参照)、と疑いたくなるようなタイミングです。
まあ、世の中こんなもんですよね。
交換部品の手配
文句言ってもしょうがないので、さっそく発注しました。
モノタロウさんで前回と同じものを5個。値段は前回より約130円UPだけど仕方がありません。
金曜に発注し、土日を挟みましたが、月曜日には届きました。
キャスターのチューンナップ
前回交換の際に、劣化したグリスの落下防止のため追加でグリスをしておきましたが、効果があったのかなかったのか、ちょっと微妙です。
でも、単に追加しただけでは、少なくともグリスの劣化を遅らせる効果はなかったということです。
グリスを追加してもしなくても、元々入っているグリスはいずれまた劣化して落下することになるので、今回は、もともと入っているグリスをもうちょっと良い(と思われる)グリスに差し替えてみることにしました。
元のグリスのふき取り
地味な作業ですが、パカっとベアリング部分が開かない構造になっているので、隙間からふき取ることにしました。
ここで登場するのが、理系の方には御用達の「キムワイプ」です。
これはティッシュペーパーみたいに毛羽立ちや「ホコリ」が出なくて大変重宝するので、今回の用途にはピッタリなのですが、ちょっと大きかったので、たまたま手元にあった代替品を今回は使いました。
代替品は、「ダスパー」というもので、ホコリが出ないのはキムワイプと同じです。
デジカメのセンサークリーニングに使用するために購入したのですが、最近のカメラはセンサーにゴミが付きにくくなっており、あまり出番がありませんでしたので、ここで使うことにしました。
隙間にダスパーを突っ込んでグリスをふき取っていきます。
ダスパーにグリスがつかなくなったらふき取り完了です。
新たに充填するグリス
もともとキャスターに使われているグリスは、高温、高圧、高負荷の状況で使用するものではないので、万能グリスと呼ばれるリチウム系のグリスが充填されていると思われます。
同じ万能グリスのちょっといいものを選んで充填するのでも十分だと思いましたが、たまたま手元にバイク整備で買っていたウレアグリスがあったので、今回はそれにすることにしました。
説明書きには、自転車のベアリング用となっており、使用範囲も当然室内はカバーされています。
また、万能グリスよりは耐性も期待できるので、今回の用途には十分すぎるものだと思います。
新グリスの充填
新グリスを、今度は隙間から充填してゆきます。
もともとのキャップについているノズルからでもよかったのですが、今回はもうちょっと細めのシリンジ(注射器)を使って充填していきました。
充填といっても結構隙間が空いてますが、もともとこのぐらいだったのであわせました。
新キャスターと交換
グリスを充填した新しいキャスターに交換します。
キャスターは工具などは不要でちょっと力を入れて引っ張れば簡単に抜けます。
5つとも取り替えてすっきりしました。
またしばらくこれで使っていきます。
よろしくお願いします、シエルト様。
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