先日SONY Cyber-Shot RX1RII(DSC-RX1RM2)の本体の使い心地などを簡単にレビューしてみました。
今回はRX1RII向けアクセサリについていろいろ買ったもの含めまとめてみました。
純正アクセサリ(付属品)
アクセサリ、というか付属品ですね。
付属品といえども立派なものがついているので一応ご紹介しておきます。
レザーストラップ、レンズキャップ(金属製!!)、ビューファインダ用アイカップ、バッテリーケース(充電器)が付属しています。
レザーストラップ
これを常用するのでもよかったかな、と思ってますけど、ちょっともったいないので今は別に購入した紐ストラップを使っています。
付属品の割にはちゃんとした作りでなかなか良いと思います。
レンズキャップ
若干重みのあるしっかりとしたレンズキャップです。
これも落としてなくすとココロのダメージが大きそうなので、常用にはフードについている専用のキャップを使っています。
ビューファインダ用アイカップ
ビューファインダを使う場合はつけた方が見栄えもよく、実際見やすくなります。
しかし、つけっぱなしにするとファインダーも出しっぱなしにしておく必要があり、ちょっと邪魔。なので、使ってません。
バッテリーケース(充電器)
充電できるのでいいのですが、1個だけなので使用していません。
レンズフード
純正のフードは金属製でそこそこの質感があって良いのですが、お値段が高いのでサードパーティーで探しました。
純正フード用にバヨネットマウントがあるので、できればそれを使えるものを探してamazonで見つけました。
純正と同じ形状のものと角形のものなどいろいろありましたが、フジツボの様な形状のタイプを選択しました。
amazonレビューではバヨネットではカチッと最後まではまらない、というものがありましたが、ロットによっては改善されているようで、ワタシの入手したものは改善されたものらしく、特に不具合なくはまりました。
見た目もスマートでレンズ保護にもなり、気に入っています。
レンズ(フード?)キャップもフード本体と同様に金属製で内張にフェルトが貼られており、それでフードにはまって固定されるものでいい感じです。
このフードは割とタイトなつくりになっていて、後述のフィルターとマグネットのベースをつけた状態でぎりぎりはまる感じです。
手持ちのフィルターの組みあわせで最も厚くなるのは、星空撮影で定番のスターリーナイトとプロソフトンクリアの2枚重ねですが、その場合厚さ9mm弱になりますが、フードははめることができました。
ただ星空撮影ではフードは外す場合がほとんどなので、実際にはこの状態で使用することはほとんどありませんが、厚さが9mmぐらいまでならフードをはめることはできそうです。
- フード内のスペースは縦方向(レンズの長さ方向)には若干余裕がありますが、径方向はかなりタイトで余裕はありません。
- 厚さが10mmまでであればフード装着は可能と思われます。
- フィルター49mmのものであればフード装着可能。ステップアップリングの使用は不可(後述のNEEWER製バリアブルNDフィルタは径が大きくフード併用不可です)。
レリーズボタン
純正オプションにはありませんが、RX1RIIのレリーズボタンはねじが切られているので、ねじ込みボタンが取り付けられます。
Amazonでもいろいろ売られていますが、値段的なこともあってアリエクスプレスで購入しました。
購入したのは、指に触れる部分が凹、凸、平面の3種がセットになったものです。
購入当初は、たぶん凹タイプを使うだろうと思っていたので、凹タイプは真鍮製のものも追加で購入しました。
しかし、使ってみた感じは凸タイプが最もワタシの感覚に合ってよかったです。
凹タイプはシャッターが切れる際の振動が指にダイレクトに伝わり、「シャッターを切る」、というよりは「(何かの)スイッチを押す」という感じで、あまりいい感じではありませんでした。
凸タイプはシャッターの振動はボタン無の場合とほぼ同等で、ボタンがついている分押しやすくなり、感触としては最も良い感じです。
平面タイプは凹凸の中間というところでしょうか。
ボタンの表面形状が異なるだけでこれほど感覚が異なるのかとちょっと驚きました。
興味本位で凹、凸、平面の3種セットを購入しましたが正解でした。
凹タイプだけだとレリーズボタンそのものを使わなかったと思います。
これは買ってよかったものでした。
バッテリーの予備と充電器
バッテリーの予備
純正バッテリーは高いので互換バッテリーというのがある意味定番かもしれませんが、たまたまアリエクで(日本からみて海外仕様のものと思われる)純正品が格安で販売されていたので4つ購入。
4個買っても送料込みで4000円弱。今のところ爆発も発熱もせず普通に使えてます。ラッキーでした。
充電器
バッテリーを3つまで同時充電と収納可能なケースを兼ねた充電器で、USBのTYPE C (PDではない)で充電できるので便利で使っています。
アリエクスプレスで購入しましたが、値段に妥協できればAmazonでも同等品が購入できるようです。
ストラップ
見栄え重視で紐タイプのを使っています。
カメラの重量がそれほど大きくないので、今のところ不自由なく使えています。
当初は、三脚穴にプレートを付けて写真の様なつけ方で使用してましたが、思ったほど利便性があったわけでもなかったので、プレートのみ残してストラップは紐タイプに変更して今に至っています。
ストラップってカメラの重量によって使い心地が変わりますね。
クイックリリースプレート
小型プレート
ストラップ用にできるだけ小さく薄いものを探して見つけたものです。
アリエクスプレスで購入しました。同等品はamazonでも見つかると思います。
グリップ兼用プレート
三脚へ縦位置で取付可能なプレートを持ったグリップ兼用プレートです。
作りはしっかりしており、それほど重くもなく、つけるとそれなりにカッコよく見えるのでいいのですが、カメラを持つ手の指が窮屈で使うのをやめています。
カメラが小さいのでグリップは無くても困らないし、それほど頻繁に三脚を使うこともないのでお蔵入りアイテムです。
アリエクスプレスで購入しました。同等品がamazonでも見つかると思います。
販売メーカーによって値段がまちまちですが、外見の写真からはどれも同じ形状に見えるので、一番安いものを選んで購入すればよいと思います。
グリップの形状がもう少し細身のものもアリエクスプレスで見つけましたが、なぜか値段が(アリエクスプレスにしては)とびぬけて高く(8千円ぐらいしていた)ので、価値を見いだせずに購入はしていません。
フィルター
バリアブルNDフィルター
RX1RIIは今となってはちょっと古いカメラなので、NDフィルタは内蔵されていません。
ここがちょっと残念ポイントでもあるのですが、ないものは無いので、そこはフィルターで補完することにしました。
何枚も持ち歩きたくないので、ND128までのバリアブルタイプにしました。
メーカーはNEEWERで日本のメーカーではありません。
バリアブルということで、枠を回転させて調整するので枠が若干径方向に大きくなってますので、フードの装着は基本的に不可だと思った方がいいと思います。
それ以外は今のところ特に不具合は出ていません。
サーキュラーPLフィルター
風景撮影には定番のPLです。
これは既に持っていたので、今回買ったわけではないですが、一応掲載しています。
安定の日本のマルミ製です。
マグネットフィルターフレーム
Manfrotto XUMEという製品がたまたまアウトレットで入手できたので使ってます。
マグネットとフレームをレンズ側、フィルター側各々に装着すると、ねじ込みせずマグネットで取付、取り外しが可能になるシステムです。
レンズ側とフィルター側それぞれに余分な枠が付くのでそのため若干長さ方向が増えることになりますが、ねじ込み不要になることを考慮すれば文句は特にありません。
実は使うまではちょっと気になってましたが、実際現場で使ってみると、長さが多少増加したことを忘れるぐらいフィルター装着の手間がなくなることに恩恵を感じます。(家に戻ってカメラを見たら思い出しますけど。)
フィルターケース
100円均一でも売っているイヤホンケースを流用しています。
サイズ的にもちょうどよく、程よい厚みでポケットに入れてもフィルターに変な力がかからず、安心して持ち運べます。
カメラケース
レザーケース
ケースというよりカバーというべきですね。
興味本位で購入しましたが、現在使っていません。
アリエクスプレスで購入しました。同等品がamazonでも見つかると思います。
それほど高くないものを購入しましたが、つくりとしてはそこそこで悪くはなく、よくできていると思います。
バッテリーやSDカードへのアクセスを含めて、装着した感じもよくできていると思います。
いいのですが、背面はほぼ全面おおわれるタイプなので、液晶ディスプレイを見るときにはいちいち外さないとだめで、カメラを使うときにちょっと不便かなと思います。
部屋に飾っておく時にはつけててもいいかも、ということで、現役引退後に使用予定です。
持ち運び用ケース
別のカメラ用に購入していたロープロのダッシュポイント30を使っています。
専用ケースかと思うほど、フードをつけたままでピッタリ収まります。
このケースの特徴は背面に、縦でも横でもベルトが通せるベルクロのバンドがついているところです。
横に通せるものは数多くありますが、縦に通せるものはなかなかありません。
縦通し可能なのでリュックのショルダーストラップに取り付けでき、登山中でもカメラの取出しがスムースに行え大変重宝しています。
(2023/11追記)ダッシュポイントのうち30はどうやら生産終了しているようです。20はまだ見かけますけど。大変残念。
まとめ
特におすすめは、凸型のレリーズボタンとロープロのカメラケースですね。
次点でバッテリーケース兼充電器というところです。
その他のアイテムは好みとして個人差が大きく出るのではないかと思いますし、好みで選んでしまっても問題はないかな、と思います。
また、RX1RIIは発売から若干時間が経過したモデルのため、国内で入手できるアクセサリ類は限られている感じです。
そこでアリエクの出番になりますが、アリエクで入手できるものはAmazonでも入手できることも多くなったので、よほどのレアものでなければ、予算が許せはamazonで買ってもいいのかなと思いました。
RX1RIIはカメラではありますが嗜好品的要素が強いので、好みのものでドレスアップするのが気分的に適していると思います。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちは。RX1riiで同じレンズフードを検討しているのですが、フィルターを複数つけても干渉はしないのでしょうか?
こんにちは。標準的な枠厚のプロテクタとZUNEのマグネットベースをつけた状態でぎりぎりフードがつけられる状態です。
フィルター2枚重ねですとちょっと干渉します。ワタシの場合、複数フィルタをつけた状態でフードを使用することが無いので特に気にせず使っています。
追伸。手持ちのフィルタでフード装着の可否を確認して記事に追記しました。
結論は厚さ10mmまでならフードはつけられると思います。
しかしながらフードの形状的にはPLやバリアブルNDのように枠を回転させる必要があるタイプのフィルターは併用は難しいと思います。
マイナーなカメラのとてもニッチなアクセサリーですので、このような詳細な情報はなかなか見つからず本当に助かりました。追記を見てすぐに購入しました。NDフィルターも利便性は少し下がりますがスリムな固定式を一緒に買ってみました。この度は本当に有難うございました。