最近気がつけば、なにかと手書きでメモを書いて、それを見てパソコンに文章で入力する、というパターンが多くなっています。
一時期はペーパーレスと言わんばかりに、スマホやPCで何でもかんでも文字入力していましたが、なぜか最近手書きが多くなった気がしています。
ボケ防止のため自衛行為として自然にそうなっているのかもしれません。
昔、ワタシが会社に入社して間もないころ、まだパソコンは1人1台ではなかったので、資料作成時でドラフト時点では手書きが多かったですね。
席の近かったある上司は「手書きの時とパソコンの時とでは使う脳の場所が違うんじゃないかと思うんだけどな~」と、しきりにおっしゃっていたのが、今も記憶に残っています。
確かに、文章を書くときに、キーボードで入力するのと手書きで書くのとでは、手書きの方が頭を使っている気がします。
文字を書くことは、脳トレだともよく言われてますよね。
キーボードだと、なんとなく、「手(指)が勝手にしゃべってる」というか、画面に出てくる文字を後から読んで理解するという感じで、なんか他人事に感じることが多いんですよね。個人差あると思いますけど。
手書きだと、まず紙などの対象に、書くスペースがあるか、どの位置から書き始めるか、なんてことから考えますよね。
パソコンでも、カーソルを動かして、といった作業はしますが、とりあえず書いて後で整えればいいか、というのが大部分の方の感じだと思いますので、紙に書くのとはちょっと違うと思います。
まあ、ということで、今更なにを思ったのか、最近手書きがちょっとしたマイブームになっています。
脳梗塞になったせいかなぁ、とか思いましたが、今回患った脳梗塞そのものの症状はどちらかというと運動機能の失調なので、脳梗塞で入院生活が長かったからかなぁ、とか思っています。
書く先はロディア
メモに使っているのは比較的小さいロディアのN11を使っています。
理由は、かなり前にまとめて買ったのがまだ残っているから、です。ケースまで買って結構気に入って使ってました。
もとはといえば、なんとなくカッコいいから買ったのですが、よくできてると思います。
使い方そのものは以前と同じです。
ミシン目が入っていて切れるのですが、書いて切って捨てる、のがちょっともったいない感じがしてたので、貼り付けて使うようになってから結構使ってました。
ロディアにメモ書きして、モレスキンのノートに清書のつもりでまとめて書き写す、のですが、面倒になるとメモごとのりで貼り付けてしまう、という使い方ですね。
モレスキンに関しては、とある理由から使用頻度は徐々に減ってきて、最近はあまり使ってません。
最終的にはさらにそれを見ながらone noteに書く、という流れですが、面倒になると写真にとって張るという荒業も。。。
こういうの(Neo smartpen)もありましたが、ちょっとなぁ、という感想はまだ継続しています。
最終形態は電子ファイルか手書きノートかどっちがいいのでしょうね。
ワタシは当面両方ですね。。。
筆記用具あれこれ
LAMY 2000の記事で、多色ボールペンを使用していることを書いてましたが、最近またシャープペンシルへ戻ってきました。
ボールペンを使っていたのは、筆圧に関係なく一定の濃さの文字が書けるからです。
ワタシは筆圧が弱く、シャープペンや鉛筆などは濃い芯を使っても「字が薄くて読みずらい」と会社で指摘されることが多かったので、いろいろ試行錯誤の結果、(ボールペンを)使うようになった、というわけです。
万年筆にも手を出したりしましたが、割とすぐにあきらめてボールペンになりました。そのことは長くなるので別の機会にすることにします。
というわけで、最近は会社では手書きのものを見せる機会がほとんどなくなったこともあって、消せる利便性からシャーペンの方がいいな、と思って、最近はシャープペンシルをメインに使っています。
シャープペンシル探し
幸いにして、新たに買う、というまでのバイタリティが出ずにすみました。
既に過去にいろいろ買っていた、ということもありますが、改めて今の目で見て使えるかどうか確認しました。
多機能ペンのシャープペンシル
多機能ペンは割と好んで使っていたので、シャープペンを新たに探すまでもないのですが、多機能ペンのシャープペンはなんとなくおまけ的な感じがして、メインで常用するのはちょっとなぁ、と思ってました。
改めて書き味を確認すると、おまけ扱いしていたのはちょと失礼でした。
多機能ペンは、現在手元には5本あり、そのなかで三菱鉛筆のピュアモルト4プラス1を多用しています。
これは会社というか仕事に使っていることもあって、どうも仕事を連想してしまうので、ここは他の4本を試しました。
書き味はどれも似たような感じで、悪くはないと思いました。しかしながら、やはりちょっとペン先が揺れる感じがしますね。
あとは筐体の作りで選んでもいいなというところですね。
0.5mm芯シャープペンシルいろいろ
どれもそこそこ古いですが、いろいろ買ってますねぇ。
7本ありますが、そのうち3本は普通の量産型という感じのものでしょうか。
一番上のクルトガの第一世代はまあいいのですが、書き味がちょっと頼りない感じです。
写真真ん中のプラチナのゼロ芯はグリップのゴムがべたつきひどく使い物になりません。
一番下のBOXY(三菱鉛筆)はどこかの見学でいただいたもので、芯のノックした感触や書き味など見た目のチープさ以外は良いです。
残りの4本はいわゆる製図用のペンです。
RotlingのRapidは(この手のものとしては)安い割には良くできており、好んで使っていた時期がありましたが、写真の通りグリップのゴムが1年経たずにダメになってしまい、替えも無いことからそのまま放置してます。
まだ買えるので買ってもいいですが、またグリップがダメになるのがわかっているので、そう考えるとちょっと手が出ませんね。
Rotlingの筆記用具にはLAMYのようになぜか惹かれるものがあります。質実剛健そのままのスタイルがいいと感じるのかもしれません。
ぺんてるの2本は似たような外見と名称ですが、シリーズが違うものです。
よく見ると細部も異なります。どちらも見た目は華奢な感じですが、しっかり感のある書き心地で芯もぶれも少なく、さすが製図用というところです。
7本目のステッドラーのREGはちょっと変わった「レギュレータ」なる機能があり、出した芯の長さを連続的に調整できる機構を持っています。まあ製図用ですね。
通常の文字書きの用途にはちょっと勿体ない感じのものであまり使ってません。
変わり種シャープペンシル
筆圧対策で太めの芯を使えば、ということで0.7mmタイプのものでLAMY スクリブルを購入して一時期使っていました。
しかし、ワタシにはちょっとグリップが悪く、小柄の割にはやや重めということもあって次第に使わなくなりました。デザインは良いんですけど、現在は絶版のようですね。
では逆に、0.3mmだと鋭い文字が書けるか、と思ってほとんど興味だけで買ったのが、ぺんてるのオレンズネロ0.3mmです。
名称からして0.3mmの欠点ともいえる芯の折れやすさをメカで回避する、との触れ込みのペンです。
でも、筆圧がそれほど強くない(むしろ弱い)ワタシが使っても、やっぱりよく折れます、芯。残念ながらすぐお蔵入りしました。高かったんだけどなぁ。。。
たまたま目についたので購入したのが「大人の鉛筆」。鉛筆と同等の太さの芯を替え芯扱いにしているシャープペンシル?のようなものです。
ボディが木製であり軽いことと、芯の繰り出し機能のおかげだと思いますが、意外としっかりした書き味でよくできていると感じました。
しかしながら使い勝手も鉛筆で、芯がすぐ「丸く」なってしまうのが気になります。すぐに芯を削れば良いのでしょうけど、これが意外と面倒です。
ということで、割とすぐ使わなくなっちゃいましたね。落書きみたいな用途には使うこともありますが、メモ用に常用という感じではないです。
結局この組合わせ
結局この組み合わせで今は収まっています。
また日が過ぎると気が変わってくるのだと思いますけど、なんとなく、手書きでメモして手書きで清書してまとめる、という動作そのものは当面続けようと思いますし、続くような気がしています。
手とか手の感触が(書いたことを)覚えていてくれそうな気がして、頭で忘れてもすぐ思い出せるような気がするのです。気のせいかもしれませんが。
何より、たまに字を書かないと、自分の名前ですら、ヘンテコな字になってしまっていてちょっと焦ります。(入退院で書類にサインすることが多かったので)
習字だと思って、これからも精進してゆきたいですね。
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